デジタルビデオ出力に対応したSMB向け低価格KVM-over-IPスイッチ登場

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デジタルビデオ出力に対応したSMB向け低価格KVM-over-IPスイッチ登場

Posted on January 8, 2013

-Dominion LXがHDMI、DVI、DisplayPortインタフェースに対応し、
VGAとデジタルビデオ出力サーバの混在環境を1台で管理-

ITインフラ管理のリーディングプロバイダであるラリタン・ジャパン株式会社(本社:米国ニュージャージー州サマセット、日本法人本社:東京都港区、以下ラリタン、代表:ジェラード・ポール・クラーク)は本日、中小規模向けKVM-over-IPスイッチDominion® LX の新バージョン 2.5.5の提供を開始したことを発表します。

Dominion LXはエンタープライズKVM-over-IPで培った高度な技術を継承しつつ、SMB向けに必要機能を絞り込んだ低価格KVM-over-IPスイッチです。この度リリースしたバージョン2.5.5では、従来のVGAに加え、新たにHDMI、DVI、DisplayPortといったデジタルビデオ出力への対応を実現。近年増えているデジタルビデオ出力サーバの管理が容易になります。また管理者の権限を強化し、素早く確実にターゲットサーバにアクセスできるよう、アクセス中ユーザの強制ログアウト機能も装備。迅速かつ柔軟なリモートアクセスにより、SMBの運用効率改善に貢献します。

Dominion LXにより、一人または二人のユーザは、最大16台のサーバをOSレベルまたはBIOSレベルで、リモート制御できます。遠隔サーバに対してリモートから各種データの転送やソフトウェアのインストールが行えるため、本社にいる管理者だけで遠隔サーバをメンテナンスすることが可能です。HD1920x1080の高解像度により遠隔サーバの画面がクリアに映し出され、まるでその場にいるかのようにコンソール作業が行えます。この他、エンタープライズクラス同様の高いセキュリティ機能も備え、SMBの運用にかかる人員と手間を大幅に軽減します。

 

Dominion LX 216Dominion LX バージョン2.5.5 について:

推奨小売価格: 111,000円~

販売開始: 2013年1月7日

外形サイズ/重量: 291×270×44(W×D×H)mm /4.0kg

Dominion LX バージョン2.5.5 の特長:

  1. HDMI、DVI、 DisplayPort対応
    各種デジタルビデオ出力インタフェースに対応したCIM(コンピュータインタフェースモジュール)をサポート。デジタルビデオ出力を持つサーバも、VGAへのコンバータを使用することなく、Dominion LXに直接収容できます。CIMは、KVMスイッチに収容する各サーバに接続する専用モジュール(アダプタ)です。サーバに対してはキーボード・マウス・モニタをエミュレートし、KVMスイッチとの間の信号送受信を行います。これにより、VGAタイプのビデオ出力を持ったサーバと、デジタルタイプのビデオ出力を持ったサーバが混在している環境においても、それらを同一のDominion LXから切り替えて操作することができます。


    [新たにサポートするCIM]
    ・D2CIM-DVUSB-HDMI (HDMI対応)
    ・D2CIM-DVUSB-DVI    (デジタルDVI対応)
    ・D2CIM-DVUSB-DP     (DisplayPort対応)

    D2CIM-DVUSB-HDMI

    D2CIM-DVUSB-HDMI

  2. ユーザの強制ログアウト機能
    管理者ユーザの操作権限を強化しました。管理者権限を持ったユーザが、“ログイン中のユーザ”あるいは“ターゲットサーバに接続中のセッション”を任意に選択し、強制的に切断できるようになります。例えば、管理者が緊急アクセスを必要とする場合に他ユーザのセッションを切断したり、アイドル状態のログインユーザやターゲット接続セッションを発見した際に、それらを強制切断したりすることでリソースの有効活用が実現します。
  3. USBプロファイルのアップデート
    USBタイプのCIMは、ターゲットサーバに対しキーボード/マウス/USBストレージデバイス等のエミュレーションを行っています。本バージョンでは、より多くの種類のターゲットサーバに対して、BIOSキー入力、仮想メディアの利用、マウス同期等をサポートするために、USBプロファイルを追加しました。 (プロファイルと対応機種につきましては、ユーザマニュアルを参照ください)

Dominion LXについて:

Dominion LX Chart

  • Dominion LXは、中堅・中小企業のIT管理者に、遠隔地サーバへの自在なアクセスを提供するKVM-over-IPスイッチです。少ない人員で複雑化したサーバやプラットフォームを管理するのに役立ちます。また、形状がコンパクトで、ラックの空きスペースを有効活用できます。Dominion LXには次の3つのモデルがあります。
    • DLX-108 (1 ローカルユーザ、 1 リモート; 8 KVM ポート)
    • DLX-116 (1 ローカルユーザ、 1 リモート; 16 KVM ポート) 
    • DLX-216 (1 ローカルユーザ、 2 リモート; 16 KVM ポート)

Dominion LXの主な機能:

  • OSまたはBIOSレベルのアクセス制御(CIMによる)
  • 接続可能なインタフェース-PS2、USB、Sun
  • マルチプラットフォーム対応-Windows®、Mac、Linux®、Sun/Soraris™
  • ローカル/リモート両方のアクセス
  • 単一コンソールから、カスケード接続により最大256台のPCやサーバを管理可能
  • 業界最高レベルのリモートHDビデオ解像度(1920×1080ピクセル)
  • IPv4/IPv6デュアルスタック
  • RADIUS、LDAPおよびActive Directoryに対応
  • 強力なパスワード、256ビットSSL暗号化対応
  • 仮想メディア機能による、OSやソフトウェアのリモートインストール(*)
  • 独自の「ずれないマウス」機能によりターゲットサーバごとのマウス設定調整が不要(*)
  • 日本語表示対応(リモートのみ)

(*) の機能は仮想メディア用CIMが必要です。

詳細はウェブサイト(http://www.raritan.com/jp/products/kvm-over-ip/dominion-kx-II/)をご覧ください。

ラリタン(Raritan.com)について
ラリタンは、あらゆる規模のデータセンタに適した電源管理、KVM、シリアルソリューションで豊富な実績を誇るITインフラ管理のリーディングプロバイダ。ラリタンの製品は世界5万ヶ所以上の施設で使われており、電源効率の改善、データセンタ生産性の向上、遠隔拠点業務の強化に必要な制御機能を提供しています。米ニュージャージー州サマセットに本社を置くラリタンは、世界各地にオフィスを置き76ヶ国に製品を供給しています。詳しくはウェブサイト (Raritan.co.jp)をご覧ください。

※本プレスリリースに記載されている会社名、製品名ならびにサービス名は、各社の商標または登録商標です。

 

<報道関係者様問い合わせ先>
ラリタン・ジャパン株式会社 担当:吉田
URL: http://raritan.co.jp/
電話: 03-5795-3170(代)
E-mail: marketing.japan@raritan.com

 

 

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