インテリジェントPDUの真価
インテリジェントPDUを選ぶ理由
インテリジェントPDUに関して言えば、配電機能は氷山の一角にすぎません。インテリジェントPDUは、多様なレベルの電力計測、環境モニタリング、高電力密度のサポート、電力キャパシティプランニング、柔軟な導入オプション、高度なセキュリティなど、さまざまな機能を備えています。
データセンターマネージャーはこうした機能を活用し、データセンターを確実に稼働させることができます。
電力モニタリングと計測
インテリジェントPDUはさまざまなレベルでのラックの電力計測機能を提供
インテリジェントPDUは、サーキットブレーカー、インレット、およびアウトレットレベルの複数のポイントで計測を行います。これによりユー
ザーは、PDU全体、個々のサーキットブレーカー、または各アウトレットの消費電力をモニタリングできます。
複数の計測ポイントにより、最もきめ細かいレベルで電力をモニタリングし、多くのデータポイントが得られるため、ホワイトスペースの電力消費状況を明確に把握できます。
環境モニタリング
PDUとセンサーを組み合わせて環境を維持
ラリタンは、温度、湿度、エアフロー、気圧、水漏れ、近接、振動、接点閉鎖など、さまざまなプラグアンドプレイのセンサーを提供しています。
センサーをラックPDUに接続することで、ミッションクリティカルなIT資産の周辺環境をモニタリングできます。最適化された安全な環境を維持するために、その場にいなくてもデータセンター内の状況を認識できるよう、しきい値を設定してアラートを構成できます。
三相電源
使用可能な電力の増加はサーバー台数の増加につながる
高電圧の三相電源ラックPDUは、単一ラックにおけるキャパシティと密度を向上できるため、ユーザーはより多くの電力を使用でき、ITインフラの効率を最大化できます。データセンターのスペースが限られているなかで、三相電源のPDUは、配線、銅線、重量の削減とフットプリントの縮小に役立ちます。
PDUの容易な設定と管理
複数の導入/構成オプション
手動でPDUを1台ずつアップデートし、集中してPDUの構成にあたらなければならない時代は終わりました。今や、物理的にデータセンターにいる必要すらなく、自分のデスクに座ったまま、DHCP/TFTP/SFTP経由でスクリプトを展開するだけで済みます。あるいは、USBスティックを使用して、数百台のPDUを大規模に構成することも可能です。
電力キャパシティプランニング
将来の成長に向けたプランニングのためにキャビネットの消費電力を特定
ユーザーは、アウトレットレベルの電力管理機能を活用し、データセンター全体にわたってゴーストサーバーや孤立して使用されていないキャパシティを素早く特定できます。データセンターの電力やネットワークリソースには限りがあることを考えると、それらを最大化できる能力は極めて重要です。これにより、ラックの適切な設置方法について、多くの情報を得たうえでスマートに判断できるようになります。ラックのセキュリティ
PDUの多様な機能によって資産のセキュリティを強化
構成可能なファイアウォール、パスワード、カスタムSSL証明書を備えたインテリジェントPDUは、機能を拡張するための足掛かりとなり、最も需要なリソースであるデータの保護を支援します。Webカメラやインテリジェントなドアロックによって内部の脅威と闘ったり、ファイアウォールによって外部の脅威を防いだり、資産管理タグ/センサーやSecureLock電源コードによって人的ミスに対処するなど、データセンターのセキュリティを維持することは、あらゆる企業にとって最重要分野の1つです。
インテリジェントPDUの真価
データセンター内のラック電源インフラを制御することは、全般的な効率や、上流で深刻な結果を招きかねない潜在的な脅威を理解するための第一歩となります。ラリタンのインテリジェントPDUは、単なる配電に留まらない機能によって、電力チェーンの管理を支援します。
インテリジェントPDUの他の問題解決機能について詳しくは、以下をご覧ください。
