ラリタンのスマートラックコントローラ(SRC)は、環境モニタリング、各アセットの位置情報、物理的アクセス、その他のモニタリングやセキュリティセンサーの接続ポイントとして機能するインテリジェントなセンサー管理ソリューションです。オールインワンのインテリジェント機器を提供することで、電力ITインフラへの変更を最小限に抑えながら、施設やデータセンターの計測におけるギャップの解消に役立ちます。
SRCは、最新のiX7コントローラーを搭載したラリタン独自のXerusテクノロジープラットフォームを搭載しており、将来性のあるデザインを実現しています。その複数のインターフェースポートは、DX2のスマートセンサー、 アセット管理アクセサリー、 SmartLockドアシステムを1つの機器で接続、監視、管理します。BMSやDCIMソフトウェアとシームレスに連携しながら、遠隔地にある機器のデータを測定できるプラグアンドプレイ・ソリューションです。これにより、オペレーターはどこからでも正確かつ迅速に状況を測定できるようになり、施設を最適化し効率化を促進するための貴重な洞察を提供することができます。
スマートラックコントローラーのメリット
最大204個のプラグアンドプレイセンサー*を接続して、温度、湿度、エアフローなどの重要な環境条件や、ドアハンドルやカードリーダーといった物理的な入退室管理装置によるセキュリティ条件をモニタリング・管理できます。(*追加アクセサリーが必要です)
しきい値を定義し、アセットイベントや環境イベントの両方でしきい値を超えた場合に、SNMP、メール、APIを介してアラートを受信します。
iX7コントローラは、より高い計算能力、信頼性、次世代レベルのアクセス制御、複数のインターフェイスポート、将来性のあるデザインを提供し、より効率的かつ低コストなデータセンター運用管理を実現します。
電源入力の二重化により、真の電源冗長化を得ることができます。つまり、1か所で電源供給に問題が発生しても、SRCは通常通りに動作し、データを収集し続けます。
既存のラックインフラストラクチャに取り付けたり、ラックの外側、機器のキャビネット、その他の場所に設置が可能です。ラックマウントや垂直方向のマウントにより利用可能なスペースを有効活用できます。
Xerus対応のオープンアーキテクチャを利用して、SNMP、Modbus over TCP/IP、JSON-RPIなどのプロトコルにより、ビル管理システムやデータセンター・インフラ監視ソフトウェアツールに簡単に統合することができます。
SRCは、センサーをデイジーチェーン接続することで、簡単に増設してデータ収集ポイントを増やすことができます。またセンサーハブを追加することで、最大204個のセンサーを接続し、あらゆる種類のセンサーを組み合わせることができます。
SRC は、Web GUIやモバイルアプリ、その他の管理システムを介して設定、管理、監視することができ、柔軟な運用を可能にします。
マルチカラーのLCDディスプレイによりラックを直接ローカルで見ているような視認性であらゆるセンサーデータを表示。リアルタイムのアラートやアラームも可能。
ラリタンの電子ドアアクセス・制御システムに接続するだけで、あらゆるタイプのデータセンターエンクロージャに簡単に設定が可能で、ネットワーク上に経済的なロックソリューションを提供します。
ラリタンのアセットマネジメントタグ(AMT)とアセットマネジメントセンサー(AMS)を使用することで、あらゆるITアセットのインベントリと設置場所を1Uレベルまで正確かつ自動的にリアルタイムで把握できます。
SRC は、様々なセンサーを追加して可能になったインテリジェンスレイヤーを追加することで、遠隔地や無人施設の柔軟な監視・管理を可能にします。