PX4 Feature Highlights

PX4 ラック PDU の特長

新開発のラリタンPX4ラックPDUは、現在の電源管理ニーズを解決するだけでなく、ラック配電に関する将来の課題も予測した製品です。ラリタンのPX4は、30年以上に渡るデータセンター領域における知見と運用実績に基づいた製品開発と、データセンター業界が認めるアウトレットテクノロジーを組み合わせ、最高水準の可視性、柔軟性、密度、セキュリティを実装しました。最も成功しているデータセンターがミッションクリティカルなインフラストラクチャ要件への電源供給にラリタンのラックPDUを使用採用している理由を、その目でお確かめください。

HDOTアウトレット
ネットワーク接続型PDUでは最高水準のアウトレット密度です。IEC C13およびC19仕様を満たしながら、標準状態でプラグの抜け落ちを防ぎ、難燃性ではUL94V-0規格に適合しています。

HDOT Cxアウトレット
Cxは、ULテスト済みのC13とC19のハイブリッドアウトレットで、C14とC20の両方のプラグに対応します。

三相交流位相アウトレット配置（三相モデル）
ケーブル配線の簡素化、エアフローや負荷分散の改善、効率性の向上を実現します。

アウトレットごとの電力監視（4000/5000シリーズ）
アウトレットごとに、電流負荷（A）、電圧（V）、電力（W）、皮相電力（VA）、波高率、力率、エネルギーを監視します。

RamLockアウトレット
C14とC20プラグの抜け落ち防止のために作られたメカニカルロック構造です。

LEDによるアウトレット状態表示
アウトレットの出力状態、特定の電力しきい値超過、電力測定の異常検知をLEDで識別できます。

分岐回路保護
このPDUは、UL489規格の流体電磁気式サーキットブレーカーまたはUL248規格のヒューズを使った分岐回路保護の、ULおよびIEC要件を満たしています。

45度の入力差込口
入力差込口が斜めなのでコードを接続しやすく、差し込み口周りで発生するケーブルの屈曲を軽減します。曲げ半径は60A定格の電源ケーブルを基準としています。

選択可能な電源コード
1つのPDUでさまざまなコード長やプラグオプションを選択可能な設計です。

インレットごとの電力監視
インレットごとに、電流負荷（A）、電圧（V）、電力（W）、皮相電力（VA）、波高率、力率、エネルギーを監視します。

高度な電源モニタリング
電力消費やエネルギー効率に関して、パフォーマンス改善や電源品質問題の回避に繋がるリアルタイムの測定情報を提供します。

分岐電流モニタリング
各分岐ブレーカーの電流を監視し、使用量が多く回路がトリップするリスクがある場合は、SNMPベースのアラートやメールを送信します。

電源品質の計測
PDUに供給される電力に関して、アウトレットや機器の高調波、電圧降下や上昇、波高率などを監視し、アラートを発します。

全高調波歪み
PDUに供給される電力およびPDUのアウトレットや機器に配電される電力について、高調波イベント、電圧降下や上昇、波高率などを監視します。

サーキットブレーカーのトリップ要因の追跡
サーキットブレーカーのトリップ要因の追跡機能により、トリップの原因となったアウトレットやデバイスを特定することができるため、問題解決時の調査時間が節約されます。（4000/5000シリーズ）

波形キャプチャ
電圧や電流の波形を自動または要求に応じてキャプチャします。

ホットスワップ対応コントローラー
コントローラーはPDUのインテリジェンス機能の中心で、計算能力、ディスプレイ、接続ポートを擁します。

マルチカラーLCD
見やすいLCDで、電力の使用状況、アラート、アラームをPDU上で表示します。

自動回転ディスプレイ（固定機能あり）
自動で下方向を検知するため、PDUの取り付け位置にかかわらず、表示情報を正しい向きで確認することができます。

デュアルネットワークコネクション
10/100/1000イーサネットポートを2ポート用意しているため、モニタリングの信頼性と測定情報の共有を実現できます。

複数のユニットによるリンク＆カスケード接続
ブリッジモードを使えばイーサネットポートによるデイジーチェーン接続で最大32台のPDUを物理的にカスケードできます。ポートフォワーディング機能は、1つのIPアドレスを消費するだけでポート転送によるカスケード接続を実現します。デバイスをより効率的に管理、制御したい場合は、リンク機能を使って最大8台のPDUを論理接続することも可能です。