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サポートFAQ

PX3

機能や使い方についてはオンラインヘルプをご参照ください。

CLIでネットワーク設定ができない
従来製品であるPX2およびPX3とiX7コントローラを搭載したPX3(ETHポートが2つあるタイプ)ではコマンドが異なります。

【PX2/PX3】の場合
[IPv4 configuration method]
network ipv4 interface ethernet configMethod <mode>
<mode> = dhcp (default) もしくは static を指定

[Static IPv4 address]
network ipv4 interface ethernet address <ip address>/<Prefix Length>

【iX7-PX3】の場合
[IPv4 configuration method]
network ipv4 interface <ETH> configMethod <mode>
<mode> = dhcp (default) もしくは static を指定
<ETH>=ETH1 もしくは ETH2 を指定

[Static IPv4 address]
network ipv4 interface <ETH> address <ip address>/<Prefix Length>
<ETH>=ETH1 もしくは ETH2 を指定
ファクトリリセット(シリアル接続から)
1.usernameを聞かれたら、「factorydefaults」を入力し、「Enter」キーを押します。
2.ファクトリ・リセットを行うかどうか確認が求められますので、「y」を入力し、「Enter」キーを押すと、ファクトリ・リセットが実行されます。
3.ファクトリ・リセット後は自動的に再起動が行われます。再起動が終了すると、工場出荷設定が完了します。
ファクトリリセット(Webブラウザから)
1.ログイン後、[Maintenance]-->[Unit Reset]へ進みます。
2.「Reset to Factory Defaults」を選択します。
3.ファクトリ・リセットを行うかどうか確認が求められますので「Factory Reset」を選択し、再起動を待ちます。再起動が終了すると、工場出荷設定が完了します。
USBシリアルコンソール経由で接続するためのUSBドライバ
以下サポートサイトより""Windows driver for USB serial console""をダウンロードしてください。 http://www.raritan.com/jp/support/product/px3
シリアルコンソール接続する際のシリアルポートの設定
Bits per second = 115200 (115.2Kbps)
Data bits = 8
Stop bits = 1
Parity = None
Flow control = None
デフォルトのユーザ名とパスワードは何ですか。
デフォルトのユーザ名は admin、デフォルトのパスワードは raritan です (すべて小文字)。ただし最高レベルのセキュリティを確保するため、初回起動時に、デフォルトの管理者パスワードを変更するよう要求されます。
デフォルトのIPアドレス
デフォルトではDHCPが有効になっています。コントローラー部の液晶画面にて確認してください。
環境センサーのIDについて
第一世代のセンサー(DPX-**)に関しては、 PDUの内部アドレスに依存するため、割当の順番に関しては、予測することができません。 第二世代のセンサー(DPX2-**またはDX-**)は、通常PDUに 最も近いセンサーから順に検出されます。
Bulk Configのspreadsheetにある「free-form data」では何が設定できますか。
「ブリッジ設定」と「アウトレットの名称」を設定できます。

ブリッジ設定
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net.interfaces[br0].enabled=1
net.interfaces[br0].ipv4.config_method=static
net.interfaces[br0].ipv4.enabled=1
net.interfaces[br0].ipv4.static.addr_cidr.addr=10.10.10.67
net.interfaces[br0].ipv4.static.addr_cidr.prefix_len=24
===========================================

アウトレット名称設定(アウトレット番号はゼロから始まります)
===========================================
pdu.outlet[0].name=My Outlet
===========================================
JSON-RPCを利用してファームウェアのアップグレードは可能ですか。
可能です。対応ファームウェアは、v.2.5.30以降になります。
JSON-RPCでdatetimeをgetCfgで取得したとき、deviceTimeの値がUTC+18:00相当の値で表示される。
deviceTimeはPDUが保持するlocaltimeです。この値からUTCを換算しています。
絶縁抵抗値は、全てのモデルで同じですか。
いいえ。絶縁抵抗値は、それぞれのモデル毎に設計されています。
Outlets SequenceのDelayの値を設定しても出力遅延が行われない。
v3.4.0の既知問題となります。次期バージョンのv3.5.0で修正予定です。
SCPによる設定のバックアップを行なおうとするとエラーになる。
オンラインヘルプのコマンド例に誤りがあります。コマンドの末尾である"~txt"に「 .」(スペースとピリオド)を追加して実行してください。
Legacy BSD Syslog Protocolを有効にした時に「-」(ハイフン)や「_」(アンダースコア)が抜けて転送される。
こちらは、RFC3164の仕様に倣った動作となります。これにより、英数字以外は、TAGフィールドの終端として処理されます。
PX-1000シリーズにおいて、接地環境且つ入力電源が過電流で無いにも関わらず、Overcurrent Protectorのエラー(open)が発生する。
なお、同じ環境で、PX-5000シリーズは発生しない。
PX-1000シリーズは、PDU搭載のサーキットブレーカのトリップを検知するために、サーキットブレーカより二次側L1回路に物理センサーを配置するグローバル標準仕様となっております。そのため、単相2線環境や逆接配線等で、L1側がニュートラルに接続されたレセプタクルに接続される場合、L1回路側に想定される電圧がかからないため、このエラーが発生することとなります。この場合、設備側のレセプタクル配線の入替によってPX-1000シリーズの製品仕様に合わせていただくことで、対処可能です。
PX-5000シリーズの場合は、各アウトレット毎の計測データによる処理によりサーキットブレーカの状態を判別しておりますので、当該問題には該当いたしません。
製品選定時、また、ご使用に際しては、ご留意の上、ご対応ください。
5000シリーズが納品されましたが、Onにならないアウトレットがあります。解決方法はありますか。
5000シリーズはラッチングリレーを採用していますので、輸送中の衝撃などでリレーが動作しなくなる事があります。ただし、一旦その状態が記録された後にPDUのプラグを抜き差ししますとリレーが正しく動作するように復旧される仕組みが用意されていますので、まずはプラグの抜き差しをお試しください。その後、アウトレットのOff/On動作をWebUI等からお試しいただき、正しく動作するのであれば問題ございません。
Syslog転送でのイベントが全てseverityが「6」で固定されているように見えますが、他の値のイベントはありますか。
他の値はありません。全て「6」となっています。
パソコンのUSBポートにUSBシリアルコンバーターを接続して、【DB9】-【RJ-45】をPX3のCONSOLEポートに接続したが、何も表示されない。
USBシリアルコンバーターのDB9ポートに弊社製「ASCSDB9M(もしDB9がメスの場合は「ASCSDB9F」)」を接続し、UTPケーブルをPX3のCONSOLEポートに接続してください。
「outlet peak current」は、どのPDUモデルでサポートされますか。
PX3-4000(日本未発売)/5000シリーズでサポートされます。PX2は対象外です。以下のオンラインヘルプもご参照ください。

[Possible OCP-Tripped Root Cause]
https://help.raritan.com/px3-5000/v3.5.0/en/#95298.htm
セキュアロックケーブルはPSEに対応していますか。
はい。日本で販売しているセキュアロックケーブルの型番において「SLC****J」の「J」がPSE対応を表しています。
ログインユーザーアカウントをいくつまで作成することができますか。
32ユーザーまで作成することが可能です。
iX7コントローラーのLCD操作を無効にする機能はありますか。
いいえ、ありません。
iX7コントローラーのLCDを非表示にすることはできますか。
いいえ、非表示にすることはできません。
PSE認証されたPX3の定格電圧は、何故「200 - 240V」といった範囲表示ではないのですか。
PSE認証時に使用した電圧を定格電圧として表示するためです。PDUの仕様としては、より広範囲の電圧で利用できるように設計されていますので、必要に応じてお問合せください。また、範囲表示のPSE認証PDUが必要な場合は、営業窓口までご相談ください。
電圧/電流は、どのくらいの間隔で計測していますか。
毎秒測定しています。
センサーのログは、最大何個まで保存されますか?
センサー毎に120レコード保存します。
ファームウェア v4.0.10 以降、保存対象のセンサー数によって保存可能なレコード数が変更されました。
最小60、最大20,000レコード保存します。
センサーのログは、どのくらいの間隔で記録されますか?
Device Settings > Data logging の「Measurements per log entry」において、1~600秒の間で設定できます。
センサーのログは、保存期間はどのくらいですか?
Device Settings > Data logging の「Measurements per log entry」に依存します。最小で2分、最大で20時間です。
ファームウェア v4.0.10 以降、センサー数によって保存可能なレコード数が変更されたため、最小で1分、最大で3,333時間です。
最大例:
 Measurements per log entry: 600 秒
 Desired log capacity: 20,000回
 Logged Sensors: Inlet RMS Voltage, RMS Current, Active Power, Active Energy
snmpgetでセンサー情報を取得する場合、どのくらいの間隔で反映されますか?
センサーの瞬時測定値は、すぐに反映されます。ログレコードについては、「Measurements per log entry」で設定された間隔(1~600秒)で更新されます。
工場出荷状態で有効となっているStrong Passwords設定を無効にできますか。
JSON-RPCで可能です。ただし、必ず工場出荷時パスワードを変更してから、設定を変更する必要があります。

[工場出荷時のPDUに対する curl コマンド実行例]
curl -kd '{""jsonrpc"":""2.0"",""method"":""setDefaultAdminAccountPassword"",""params"":{""password"":""PASSWORD of PDU"",""disableStrongPasswordReq"":true},""id"":0}' "https://admin:raritan@PDU IP address/security""
DX2-ENVHUB4 と DPX3-ENVHUB4 でサポートするセンサーの違いはありますか。
以下の違いがあります。

DX2-ENVHUB4 のサポートセンサー: DX2センサー、DXセンサー
DPX3-ENVHUB4 のサポートセンサー: DXセンサー、DPX3センサー(旧製品)、DPX2センサー(旧製品)、DPXセンサー(旧製品)
DX2-ENVHUB4 は、ハブのカスケードをサポートしますか。
いいえ、カスケードをサポートしません。
(※旧製品 DPX3-ENVHUB4 は、最大3つまでのカスケードをサポート)
PX3は SLAAC/modified EUI-64 に対応していますか。
ファームウェアバージョン 3.6.1 以降で対応しています。
PX3/PXO/SRC各製品を混在させたカスケード接続は可能ですか。
2022年5月現在可能ですが、メーカーサポートの構成ではございません。
2つのETHポートを同じサブネットに接続する構成をサポートしますか。
v3.xでは推奨しない構成になりますので、v4.0.10以降にアップグレードしてください。
カスケード設定で「Port Forwarding (ポートフォワーディング)」を選択した場合、エクスパンションデバイスのためにIPアドレスを割り当てる必要がありますか?
Port Forwarding (ポートフォワーディング)の場合、IPアドレスを必要とするのはプライマリデバイスのみで、エクスパンションデバイスには必要ありません。エクスパンションデバイスにはプライマリデバイスと同じIPアドレスが自動で割り当てられ、ポート番号(50000番台を利用)によってデバイスが区別されます。
ファームウェアv4.0は、古いセンサー(DPX3, DPX2, DPX)をサポートしますか?
いいえ、サポートしません。
ファームウェアv4.0がリリースされた時点でDPX3, DPX2, DPXの各センサーは販売終了していたため、サポート対象のセンサーはDX2, DXとなります。(2022年12月現在)
古いファームウェアバージョンをサポートしますか。
サポート対象のファームウェアバージョンは、最新バージョンと2つ前の公式(GA)バージョンとなります。アップグレードの際には、リリースノートをご参照ください。
PDU故障時に発送する外箱や緩衝材を提供してもらうことは可能ですか。
可能です。
ただし、弊社台湾工場からの送付となりますので、お手元に到着まで2~3週間程度要する旨、ご承知願います。
防爆に関する国際規格(UL-429/1002,IEC-EN 60079, ATEX)に対応していますか。
いいえ、対応していません。
セキュアロックケーブル(Secure Lock Power Cords)は、どの認証を持っていますか。
UL/PSE/VDE/cULの各認証に対応する製品が、それぞれの型番で用意されています。CE認証を必要とするEU圏で使用する場合、VDE認証を以てEU指令に準じた基本的な保全目標の遵守が認証されます。
v.4.0.20からサポートされたLLDPは、どのTLVをサポートしますか?
Port Descriptionを除く以下のTLVをサポートします。
End of LLDPDU
Chassis ID
Port ID
Time To Live
System Name
System Description
System Capabilities
Management Address
DX2-WIFI-USBを使用してファームウェアアップグレードが可能ですか?
Wi-Fi環境でのファームウェアアップグレードは推奨しません。
アップグレードプロセスを実行することは可能ですが、通信が途切れた場合に問題が発生する可能性があるので、有線環境でのアップグレードを推奨します。
CVE-2023-48795の脆弱性に対応済みですか?
2024年3月リリース予定のXerus 4.2.0で対応します。