機能や使い方についてはオンラインヘルプをご参照ください。
《 KX本体からのリセットを行います 》
《 Webインターフェースからリセットを行います 》
LX は1人(LX-216は2人)のリモートユーザーと1人のローカルユーザーが最大で16台のターゲットサーバに対してアクセスすることが可能です。
Raritan Active KVM Client (AKC) というネイティブの .NET Windows クライアントが用意されています。 IPアドレスを/で区切り、akcを付け加えてアクセスを行ってください。 例)192.168.92.192/akc
一部のターゲット サーバでは、仮想メディアなど USB ベースのサービスを利用するために、特別に構成された USB インタフェースを必要とします。USB プロファイルは、LX の USB インタフェースをターゲット サーバの特性に合わせて調整するものです。
USB プロファイルは、BIOS レベルで特に必要となります。仮想メディア ドライブにアクセスする際、BIOS レベルでは USB仕様が完全にサポートされていないことがあります。一方、USB プロファイルは OS レベルで使用されることもあります。たとえば、Mac サーバや Linux サーバにおいてマウス動作を同期させる場合などです。
Dominion LX には、次世代の KVM-over-IP 技術が搭載されています。この技術によって、最高のビデオ圧縮を実現できます。Raritan は、高品質ビデオ伝送と帯域幅節約に関する数多くの技術賞を獲得しています。 Dominion LX は、ターゲット サーバから受信したキーボード信号、ビデオ信号、およびマウス信号をデジタル化、圧縮、および暗号化し、IP ネットワーク上で IP パケットをリモート クライアントに送信し、ユーザに対するリモート セッションを確立します。LX は業界最高水準のビデオ処理アルゴリズムを備えているので、ローカル アクセスする場合と遜色ない画質が得られます。 画面が変更される際、帯域幅の大部分が使用されるので、キーボードとマウスの処理に割り当てられる帯域幅がかなり狭くなります。 重要なのは、帯域幅はユーザがアクティブであるときにのみ使用される、という点です。使用される帯域幅は、サーバの画面表示の変更量に基づいて決まります。 画面が変更されない場合、つまり、ユーザがサーバとの間で対話操作をしていない場合、一般に帯域幅は使用されません。ユーザがマウスを動かした場合やキーボードで文字を入力した場合、少量の帯域幅が使用されます。複雑なスクリーン セーバを実行している場合や動画を再生している場合、多量の帯域幅が使用される可能性があります。
一般に、帯域幅とパフォーマンスはトレードオフの関係にあります。使用できる帯域幅が広いほど、パフォーマンスが向上します。帯域幅に制約のある環境では、パフォーマンスが低下するおそれがあります。Dominion LX は、多種多様な環境で高いパフォーマンスを得られるように最適化されています。
接続速度と色深度を下げることにより、低速ネットワークでもパフォーマンスを最大化できます。 たとえば、MPC または VKC で、接続速度を 1.5 Mbps または 1 Mbps、色深度を 8 ビットに設定します。 ネットワークが非常に低速な場合は、接続速度と色深度をさらに下げることができます。 モデム接続の場合、パフォーマンスを最適化するために、LX のデフォルト設定は、非常に低速の接続速度と縮小された色深度に自動的に設定されます。
Dominion LX は、フル HD リモート ビデオ解像度 (1920 x 1080) をサポートしている、業界初かつ唯一の KVM-over-IP スイッチです。 また、よく使われる横長画面形式 (例: 1600 x 1200、1680 x 1050、1440 x 900) もサポートされているので、リモート ユーザは最近販売されている高解像度モニタを使用できます。
使用する音声形式のタイプにもよりますが、CD 品質の音声を聞く場合は、約 1.5 Mbps が使用されます。
2 つのポートが必要です。TCP ポート 5000 で他の Dominion デバイスを検知して Raritan デバイスと CC-SG 間の通信を行います。また、もちろんポート 443 でHTTPS 通信を行います。
使用する CIM は、ご使用のサーバの製造元とモデルにおける KVM ポートのタイプによって決まります。サポートされている CIM は、DCIM-PS2、DCIM-USBG2、D2CIM-VUSB、および D2CIM-DVUSB です。
サーバの種類にもよりますが、一般に、サーバは Dominion LX から最大で 45 m (150 フィート) 離れた場所に設置できます (印刷版のユーザ マニュアルまたは Raritan Web サイトのユーザ マニュアルを参照してください)。仮想メディア機能とずれないマウス機能をサポートする D2CIM-VUSB の場合は、接続距離を 30 m (100 フィート) 以内にすることをお勧めします。
Dominion LX モデルでは、8、16のサーバ ポートが用意されています。
接続距離は 61 ~ 304 m (200 ~ 1,000 フィート) ですが、ユーザ ステーションのタイプ、ビデオ解像度、ケーブルのタイプと品質によって異なります。詳細については、ユーザ ガイドまたはリリース ノートを参照してください。
はい。Dominion LX の電源は、100 ~ 240V、50 ~ 60 Hz の範囲の AC 電圧で使用できます。
Dominion LX では、FIPS 140-2 実装ガイダンスに従って、Linux プラットフォームで実行されている FIPS 140-2 で検証された埋め込み暗号化モジュールが使用されます。ビデオ、キーボード、マウス、仮想メディア、およびスマート カードのデータで構成される KVM セッション トラフィックの暗号化には、この暗号化モジュールが使用されます。
はい。LX のデバイス設定情報とユーザ設定情報はすべてバックアップできるので、大規模障害が発生した場合でも復元できます。 LX のバックアップ/復元処理は、リモート コンソールを使用して、ネットワーク経由でリモートで行うこともできます。
アカウンタビリティの観点から、LX では主要なユーザ イベントとシステム イベントがタイムスタンプ付きでログ記録されます。記録されるイベントの例としては、ユーザのログオン、ユーザのログオフ、特定サーバへのユーザ アクセス、失敗したログオン、設定変更などがあります。
はい。LX には、内部にログを記録する機能が備わっていますが、それに加えて、ログ記録されたすべてのイベントを中央の Syslog サーバに送信することもできます。
はい。LX には、内部にログを記録する機能が備わっていますが、それに加えて、SNMP トラップを SNMP マネージャ (例: HP OpenView、Raritan の CommandCenter NOC (CC-NOC)) に送信することもできます。
はい。LX では業界標準の NTP プロトコルがサポートされているので、内部クロックを社内または社外の時刻サーバと同期させることができます。なお、社外の時刻サーバと同期させるには、LX から送信される NTP 要求が社内ファイアウォールを通過できる必要があります。
192.168.0.192
LX のデフォルトのユーザ名は admin、デフォルトのパスワードは raritan です (すべて小文字)。ただし最高レベルのセキュリティを確保するため、LX の初回起動時に、デフォルトの管理者ユーザ名と管理者パスワードを変更するよう要求されます。