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製品サポート

サポートFAQ

Dominion KSX II

機能や使い方についてはオンラインヘルプをご参照ください。

パスワードを忘れてしまった

《 KSX本体からのリセットを行います 》

  1. KSX II の電源を切ります。
  2. 先端の尖った道具を使用して、機器背面のリセットホール内のボタンを押し続けます。
  3. リセット ボタンを押したまま、KSX II の電源を入れ直します。
  4. リセット ボタンを 10 秒間押したままにします。 KSX II がリセットされると、短いビープ音が 2 回鳴り、リセットが完了した旨が通知されます。
  5. 起動後は、ログインアカウントが、ID: admin 、 パスワード: raritan に 設定されています。
ローカル コンソールからのリセット方法

《 Webインターフェースからリセットを行います 》

  1. [保守] メニューの [出荷時設定にリセット] をクリックします。[出荷時設定にリセット] ページが開きます。
  2. リセット モードを選択します。選択できるオプションは次のとおりです。
    • [完全リセット]: すべての設定値を削除し、工場出荷時のデフォルト値にリセットします。KSX II が CC-SG の管理下にある場合は、CC-SG との関連付けが解除されます。このリセット モードではすべての設定値がリセットされるので、リセットしてもよいかどうかを確認するためのダイアログ ボックスが開きます。
    • [ネットワーク パラメータ値をリセット]: KX II のネットワーク パラメータ値を出荷時設定にリセットします。現在設定されているネットワーク パラメータ値を表示するには、[デバイス設定] メニューの [ネットワーク設定] をクリックします。リセットされる設定値は次のとおりです。
    • IP を自動設定するかどうか
    • IP アドレス
    • サブネット マスク
    • デフォルト ゲートウェイ
    • プライマリ DNS サーバの IP アドレス
    • セカンダリ DNS サーバの IP アドレス
    • 検出ポート
    • 帯域幅制限
    • LAN インタフェースの速度と通信方式 (全二重/半二重)
    • 自動フェイルオーバを有効にするかどうか
    • ping 間隔 (単位: 秒)
    • タイムアウト時間 (単位: 秒)
  3. [リセット] をクリックして続行します。すべてのネットワーク設定値がリセットされるので、リセットしてもよいかどうかを確認するためのダイアログ ボックスが開きます。
  4. [OK] をクリックして続行します。リセットが完了すると、KSX II が自動再起動します。
リセットボタンを使ったリセット方法

《 KX本体からのリセットを行います 》

  1. KSX II の電源を切ります。
  2. 先端の尖った道具を使用して、機器背面のリセットホール内のボタンを押し続けます。
  3. リセット ボタンを押したまま、KSX II の電源を入れ直します。
  4. リセット ボタンを 10 秒間押したままにします。 KSX II がリセットされると、短いビープ音が 2 回鳴り、リセットが完了した旨が通知されます。
  5. 起動後は、ログインアカウントが、ID: admin 、 パスワード: raritan に 設定されています。
最大で何人のユーザがサーバにリモート アクセスできますか。

Dominion KSX II では、ユーザ チャネルごとに最大 8 人のユーザが 1 台のターゲット サーバに同時にリモート アクセスし、そのターゲット サーバを制御することができます。DKSX2-116 のような 1 チャネルのデバイスの場合、最大 8 人のリモート ユーザが 1台のターゲット サーバにアクセスして制御することができます。DKX2-216 のような 2 チャネルのデバイスの場合は、チャネル 1 で最大 8 人のユーザがあるターゲット サーバにアクセスして制御し、また、チャネル 2 で別の最大 8 人のユーザが別のターゲット サーバにアクセスして制御することができます。4 チャネルのデバイスの場合は、チャネルごとに最大 8 人のユーザ (合計で 8 x 4 = 32 人のユーザ) が、最大 4 台のターゲット サーバにアクセスし、それらのターゲット サーバを制御することができます。同様に、8 チャネルのデバイスの場合は、最大 8人のユーザが 1 台のターゲット サーバにアクセスし、8 チャネルで最大 32 人のユーザがターゲット サーバにアクセスできます。

iPad からリモートでサーバにアクセスできない

CC-SGが必要です。Dominion KSX II リリース 2.4 および CC-SG リリース 5.2 から、KSX II に接続されたサーバに、iPhone または iPad を使用してアクセスが可能です。

Javaを使用せずにリモートアクセスを行いたい

Raritan Active KVM Client (AKC) というネイティブの .NET Windows クライアントが用意されています。 IPアドレスを/で区切り、akcを付け加えてアクセスを行ってください。 例)http://192.168.92.192/akc

USB プロファイルとは何ですか。

一部のターゲット サーバでは、仮想メディアなど USB ベースのサービスを利用するために、特別に構成された USB インタフェースを必要とします。USB プロファイルは、KSX II の USB インタフェースをターゲット サーバの特性に合わせて調整するものです。

USB プロファイルを使用するのはなぜですか。

USB プロファイルは、BIOS レベルで特に必要となります。仮想メディア ドライブにアクセスする際、BIOS レベルでは USB仕様が完全にサポートされていないことがあります。一方、USB プロファイルは OS レベルで使用されることもあります。たとえば、Mac サーバや Linux サーバにおいてマウス動作を同期させる場合などです。

KVM-over-IP システムで使用される帯域幅はどのくらいですか。

Dominion KSX II には、次世代の KVM-over-IP 技術が搭載されています。この技術によって、最高のビデオ圧縮を実現できます。Raritan は、高品質ビデオ伝送と帯域幅節約に関する数多くの技術賞を獲得しています。 Dominion KSX II は、ターゲット サーバから受信したキーボード信号、ビデオ信号、およびマウス信号をデジタル化、圧縮、および暗号化し、IP ネットワーク上で IP パケットをリモート クライアントに送信し、ユーザに対するリモート セッションを確立します。KSX II は業界最高水準のビデオ処理アルゴリズムを備えているので、ローカル アクセスする場合と遜色ない画質が得られます。 画面が変更される際、帯域幅の大部分が使用されるので、キーボードとマウスの処理に割り当てられる帯域幅がかなり狭くなります。 重要なのは、帯域幅はユーザがアクティブであるときにのみ使用される、という点です。使用される帯域幅は、サーバの画面表示の変更量に基づいて決まります。 画面が変更されない場合、つまり、ユーザがサーバとの間で対話操作をしていない場合、一般に帯域幅は使用されません。ユーザがマウスを動かした場合やキーボードで文字を入力した場合、少量の帯域幅が使用されます。複雑なスクリーン セーバを実行している場合や動画を再生している場合、多量の帯域幅が使用される可能性があります。

帯域幅は KVM-over-IP システムのパフォーマンスにどのような影響を及ぼしますか。

一般に、帯域幅とパフォーマンスはトレードオフの関係にあります。使用できる帯域幅が広いほど、パフォーマンスが向上します。帯域幅に制約のある環境では、パフォーマンスが低下するおそれがあります。Dominion KSX II は、多種多様な環境で高いパフォーマンスを得られるように最適化されています。

ネットワークが低速である場合、どうすればよいですか。

接続速度と色深度を下げることにより、低速ネットワークでもパフォーマンスを最大化できます。 たとえば、MPC または VKC で、接続速度を 1.5 Mbps または 1 Mbps、色深度を 8 ビットに設定します。 ネットワークが非常に低速な場合は、接続速度と色深度をさらに下げることができます。 モデム接続の場合、パフォーマンスを最適化するために、KSX II のデフォルト設定は、非常に低速の接続速度と縮小された色深度に自動的に設定されます。

IP ネットワーク上でのリモート アクセスにおいてサポートされている最大ビデオ解像度はどのくらいですか。

Dominion KSX II は、フル HD リモート ビデオ解像度 (1920 x 1080) をサポートしている、業界初かつ唯一の KVM-over-IP スイッチです。 また、よく使われる横長画面形式 (例: 1600 x 1200、1680 x 1050、1440 x 900) もサポートされているので、リモート ユーザは最近販売されている高解像度モニタを使用できます。

音声はどれくらいの帯域幅を使用しますか。

使用する音声形式のタイプにもよりますが、CD 品質の音声を聞く場合は、約 1.5 Mbps が使用されます。

Dominion KSX II にネットワーク アクセスできるようにするためには、ファイアウォールで TCP ポートをいくつ開く必要がありますか。

2 つのポートが必要です。TCP ポート 5000 で他の Dominion デバイスを検知して Raritan デバイスと CC-SG 間の通信を行います。また、もちろんポート 443 でHTTPS 通信を行います。

ブレード サーバを Dominion KSX II に接続できますか。

はい。Dominion KSX II では、代表的なブレード サーバ メーカー (HP®、IBM®、Dell®、および Cisco®) の主要なブレード サーバ モデルがサポートされています

どの CIM を使用すればよいですか。

使用する CIM は、ご使用のブレード サーバの製造元とモデルにおける KVM ポートのタイプによって決まります。サポートされている CIM は、DCIM-PS2、DCIM-USBG2、D2CIM-VUSB、および D2CIM-DVUSB です。

サーバは、Dominion KSX II からどのくらいの距離に設置できますか?

サーバの種類にもよりますが、一般に、サーバは Dominion KSX II から最大で 45 m (150 フィート) 離れた場所に設置できます (印刷版のユーザ マニュアルまたは Raritan Web サイトのユーザ マニュアルを参照してください)。仮想メディア機能とずれないマウス機能をサポートする D2CIM-VUSB の場合は、接続距離を 30 m (100 フィート) 以内にすることをお勧めします。

Dominion KSX II ユニットごとに何台のサーバを接続できますか?

Dominion KSX II モデルでは、1U シャーシの場合は 8、16、または 32 個のサーバ ポートを、2U シャーシの場合は 8 ~ 64 個のサーバ ポートが用意されています。このデジタル KVM スイッチ ポートの密度は、業界の最高水準です。

ユーザ ステーションは Dominion KSX II からどのくらい離すことができますか。

接続距離は 61 ~ 304 m (200 ~ 1,000 フィート) ですが、ユーザ ステーションのタイプ、ビデオ解像度、ケーブルのタイプと品質によって異なります。詳細については、ユーザ ガイドまたはリリース ノートを参照してください。

Dominion KSX II にはデュアル電源オプションがありますか?

はい。Dominion KSX II の全モデルは、AC 入力と AC 電源が二重化されており、自動フェイルオーバ機能を備えています。KX II では一方の電源入力や電源に障害が発生すると、もう一方に自動的に切り替えられます。

Dominion KSX II で使用する電源では、電圧設定が自動検知されますか?

はい。Dominion KSX II の電源は、100 ~ 240V、50 ~ 60 Hz の範囲の AC 電圧で使用できます。

電源または入力電力に障害が発生した場合、通知されますか。

電源障害は Dominion KSX II の前面パネルにある LED でユーザに通知されます。同時に、エントリも監査ログに送信され、KXリモート クライアント ユーザ インタフェースに表示されます。管理者によって設定されている場合は、その後 SNMP イベントまたは syslog イベントが発生します。

Dominion KSX II は FIPS 140-2 に対応していますか。

Dominion KSX II では、FIPS 140-2 実装ガイダンスに従って、Linux プラットフォームで実行されている FIPS 140-2 で検証された埋め込み暗号化モジュールが使用されます。ビデオ、キーボード、マウス、仮想メディア、およびスマート カードのデータで構成される KVM セッション トラフィックの暗号化には、この暗号化モジュールが使用されます。

Dominion KSX II ではどのような種類の暗号化が使用されますか?

Dominion KSX II の SSL 通信と自身のデータ ストリームでは、業界標準である極めて安全な 256 ビット AES、128 ビット AES、または 128 ビットの暗号化が使用されます。事実、暗号化によって完全に保護されていないリモート クライアントとDominion KX II の間ではデータは転送されません。

KSX II で使用する電源では、電圧設定が自動検出されますか。

はい。KSX II の電源は、100 ~ 240 V、50 ~ 60 Hz の範囲の AC 電圧で使用できます。

KSX II の電源制御機能はどのタイプですか。

Raritan の Remote Power Control (RPC) 電源タップを KSX II に接続することにより、KVM ターゲット サーバの電源を制御できます。簡単な設定作業を 1 度行えば、その後はサーバ名を右クリックするだけで、サーバの電源を投入または切断すること、および、ハングしたサーバの電源を再投入することができます。電源再投入は、サーバの AC 電源コードをいったん抜いて再度差し込むことと同じです。

KSX II で使用されている暗号化方式はが知りたい

KSX II では、SSL 通信とデータ ストリームの両方において、業界標準である極めて安全な 128 ビット RC4、128 ビット AES、または 256 ビット AES 暗号が使用されます。実際に、暗号化によってセキュリティが確保されていないリモート クライアントと KSX II の間では、データは送信されません。

KSX II ではビデオ データを暗号化できますか。それとも、キーボード データとマウス データだけが暗号化されますか。

競合製品ではキーボード データとマウス データだけが暗号化されますが、KSX II ではセキュリティに関して妥協していません。KSX II では、キーボード データ、マウス データ、およびビデオ データをすべて暗号化できます。

Web ブラウザを使用して KSX II をリモートで管理および設定できますか。

はい。Web ブラウザを使用して、KSX II のすべての設定をリモートで行うことができます。ただし、リモート クライアントに適切なバージョンの Java Runtime Environment (JRE) がインストールされている必要があります。 KSX II の IP アドレスを初期設定できるだけでなく、KSX II に関するすべての情報をネットワーク上で設定できます。Ethernet クロス ケーブルと KSX II のデフォルト IP アドレスを使用することにより、Web ブラウザから出荷時の初期設定値を変更することができます。

KSX II の設定情報をバックアップおよび復元できますか

はい。KSX II のデバイス設定情報とユーザ設定情報はすべてバックアップできるので、大規模障害が発生した場合でも復元できます。 KSX II のバックアップ/復元処理は、ProductName リモート コンソールを使用して、ネットワーク経由でリモートで行うこともできます。

KSX II ではどのような監査処理およびログ記録処理が実行されますか。

アカウンタビリティの観点から、KSX II では主要なユーザ イベントとシステム イベントがタイムスタンプ付きでログ記録されます。記録されるイベントの例としては、ユーザのログオン、ユーザのログオフ、特定サーバへのユーザ アクセス、失敗したログオン、設定変更などがあります。

KSX II と Syslog は一元化できますか。

はい。KSX II には、内部にログを記録する機能が備わっていますが、それに加えて、ログ記録されたすべてのイベントを中央の Syslog サーバに送信することもできます。

KSX II と SNMP は一元化できますか。

はい。KSX II には、内部にログを記録する機能が備わっていますが、それに加えて、SNMP トラップを SNMP マネージャ (例: HP OpenView、Raritan の CommandCenter NOC (CC-NOC)) に送信することもできます。

KSX II の内部クロックを時刻サーバと同期させることができますか。

はい。KSX II では業界標準の NTP プロトコルがサポートされているので、内部クロックを社内または社外の時刻サーバと同期させることができます。なお、社外の時刻サーバと同期させるには、KSX II から送信される NTP 要求が社内ファイアウォールを通過できる必要があります。

KSX II のデフォルトの IP アドレスは何ですか。

192.168.0.192

KSX II のデフォルトのユーザ名とパスワードは何ですか。

KSX II のデフォルトのユーザ名は admin、デフォルトのパスワードは raritan です (すべて小文字)。ただし最高レベルのセキュリティを確保するため、KSX II の初回起動時に、デフォルトの管理者ユーザ名と管理者パスワードを変更するよう要求されます。